BRANDING

船橋屋

LOGO & VI DESIGN
Client:株式会社 船橋屋
発表:2009年

「船橋屋」は、江戸時代の文化二年(1805年)十一代将軍徳川家斉の頃に創業し、江戸固有の和菓子「くず餅」を継承し、製造販売しています。新たな事業展開とともに、さらなるブランド訴求のため、ブランドマークを構築しました。ブランドマークは、船橋屋の「フ」と主力商品であるくず餅の「く」をシンメトリーに配し、創業の地・亀戸に由来した六角形の枠で囲まれています。バランスよくシンメトリーに重なり合う文字は、事業の普遍性・信頼性を象徴し、船橋屋と顧客・関係する方々との結びつきを表現。また縦方向に螺旋運動を予感させ、受け継がれる伝統と永続性、新しい時代へ踏み出す老舗のチャレンジ精神をも暗示しています。和文ロゴの楷書は文豪・吉川英治によるもので、力強い和文ロゴと新しいマークが美しいバランスになるように、シンプルで現代的な小紋のイメージで表現しています。

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